作業上の疑問点は下記手順等のご確認をご覧ください。作業は取扱説明書の番号順・説明・写真通りに行うことが肝要です。
使用上、問題が生じるのは取り扱いの間違いやその原因に気付かずに使用していることが殆んどです。
お分かりにならない場合は、動画をスローモーションでご確認ください。
〇再生器本体の作動不具合のメンテナンスについては末尾の{メンテナンス}をご覧ください。
〇器具・操作に関するご質問は説明書の手順の番号及びその箇所の「名称」を確認してお知らせください。
〇ご購入初期段階で手順に関係ない不具合が生じた場合はその箇所のみを返送していただくと、戻り次第対応いたします。
(三方活栓アッセンブリは規定圧力の2倍まで耐えられるよう対策してあります。)
手順等のご確認
修復剤が漏れるのは? 再生できてないボールがあるのは? 針が曲がるのは? 針が貫通しないのは?
従前の本体型セット:針組立型セットの場合
修復剤はエアーが抜け切る前に注入すると噴き出てきます。(液が吸い込まれる手順を説明書でご確認ください。)
再生できてないボールがあるのは、ボールの上下反転処理がなされていないためです。(説明書と動画でご確認ください。)
4号機三方活栓式の場合
針穴修復剤はエアーが抜け切らないとボールには入っていきません。(エアーが抜け切ってから注入してください。)
注入器がエアーを噛んでいると修復剤が規定量入りません。(修復剤が入っていく様子は目視で確認できます。)
手順を間違うと予測しない個所から修復剤が漏れます。(手順①~最後まで 順序をご確認ください。)
全機種において、針を刺す時にボールが動くと針は曲がります。ペコペコのボールはボールを摘まんで内圧をかけないと針が貫通しなかったり、曲がったりします。取扱説明書で手順をご確認ください。
最大の注意点:針穴が詰まると修復剤も空気も入りません。気付かずに作業を続けるといろんな問題が生じます。
気を付けなければならない誤操作:針を抜かずにボールを取り出そうとすると針が曲がり、最悪の場合は作動できなくなります。
1回で再生できにくいボールの処置
修復剤が針穴から噴き出てくるボールはコアが劣化しています。(再度修復剤を注入して10~20kPa高めの圧力をかけると5秒程度で噴き出しが止まります。)
写真のように接合部のボンドが盛り上がり垂れ流れたボールの場合、修復剤が針穴にかぶさらないことがあります。
(再度、同じ個所から修復剤を注入してやり直してください。)




★再生できてないボールは上記の理由等で修復剤の量不足が原因です。同じ個所から再度やり直してください。
〇修復剤が針穴に覆いかぶさる状態であれば針穴は塞がります。やり直しは100個に1~2個あるかないかの割合です。
★やり直したにもかかわらず、数分~数日で漏れてしまうボールは針穴以外から漏れている可能性が大です。
水に浸けて漏れ個所が確認できれば、そこを修復して再生できます。
4号機三方活栓式:取扱説明書 空気入れのゲージは針が100kPaを指したときに最適の圧力になるように調整してあります。
動画 スローモーションにして字幕もご覧ください。














三方活栓式2連結型:取扱説明書 空気入れのゲージは針が100kPaを指したときに最適の圧力になるように調整してあります。














2連結型電動空気入れセット:取扱説明書























従前の本体型セット:取扱説明書















本体型セット 注:ボールの上下反転処理が必要です。
針組立型セット:取扱説明書














針組立型セット 注:ボールの上下反転処理が必要です。
3号機・4号機の本体は無償(運賃お客様負担)でメンテナンスします。
当方でメンテナンスするのは動きに不具合が生じた本体のみです。
本体とは台座に固定され分解できない部分です。
修復剤注入器・4号機の三方活栓アッセンブリ等は買い替えとなります。
空気入れは修理できません。(商品代より往復運賃が高くなります。)